知床の地域情報
知床半島は、いまだ秘境の名に恥じないスケールと人間を拒絶する自然に満ちた場所。なにしろ全長63kmの半分程にしか道路がなく、民家も羅臼とウトロの海岸部にしか見られない。先端の知床岬から半島中央部にかけて全く人間の手に触れられていない大地が続き、ひとたび日が暮れると人里近くまでクマやエゾシカの支配する天地となる。放棄された開拓小屋やねじ曲がったダケカンバをみるにつけ、ここでは人よりも自然が強いのだということを実感するだろう。知床半島には、未だ知らない場所や見事な風景が、自然のままに残っているのだ。また有名な知床五湖への観光の拠点であるウトロでは、朝6時頃になると漁船が港に戻ってきて、鮭の水揚げ風景を見ることも可能。ウミネコの鳴き声が港町を印象付ける。
知床五湖
知床国立公園内には大小5つの湖があり、季節によりそれぞれ違う景色が楽しめる。これらの湖にはなぜか固有名詞がなく、時計回りに第1湖〜第5湖と番号が振られている。雪解け間近の知床連山が映し出される7月上旬は湖面が最も美しく、一周約1時間で景色を見ながら散策できる。
住所:北海道斜里郡斜里町知床国立公園内
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知床斜里町商工観光科課
https://www.town.shari.hokkaido.jp/shiretoko/
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