函館・大沼・松前の地域情報
青函トンネルによって本州と結ばれ北海道の玄関口となっている函館には、毎年多くの観光客が訪れている。西洋建築や和洋折衷の古い建物、様々な宗教の教会が建ち並ぶ函館山傾斜地の光景は、日本で最初に鎖国から解かれて開港した、函館ならではの異国情緒を醸し出している。国定公園の大沼は、湖に浮かぶ大小の島々が箱庭的なまとまりをみせ、湖面に駒ヶ岳の雄志を映し出す美しさはその名に恥じない。荒々しい姿を見せる恵山は比較的穴場の観光スポットだ。
五稜郭
日本最初の洋式城郭である五稜郭は、1857年から7年の歳月をかけて建設された。明治元年からの箱館戦争の舞台となったことで知られているが、大正3年(1914)からは公園として一般に開放され、以後市民や観光客の憩いの場として活用されている。昭和27年(1952) には、国の特別史跡に選ばれた。
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五稜郭タワー
https://www.goryokaku-tower.co.jp/
金森赤レンガ倉庫
赤レンガ倉庫の歴史は古く、明治20年に貸倉庫として建設された。その後一度は火災により6棟が焼失するものの、昭和63 年に倉庫の一部が函館ヒストリープラザとして生まれ変わり、以後ショッピングや食事が楽しめるベイエリアの人気観光スポットになった。内部には多彩な店舗のほか、イベントホールや美術館もある。
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https://www.hakodate-kanemori.com/
函館山
函館山から見る夜景は、香港、ナポリと並んで世界三大夜景のひとつとして数えられるほど美しいといわれ、函館の代表的な観光スポットになっている。流れるような光りの曲線が浮かび上がってくる光景は、何度でも見に来たくなるような幻想的なもの。晴れた日の日中なら、本州が見えることもある。
住所:北海道函館市元町19-7
アクセス:JR函館本線函館駅より市電7分、十字街より徒歩7分
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函館山ロープウェイ https://www.334.co.jp/
松前城
松前城は、安政元年(1854年)築の日本最北の城下町の城。明治初年に土方歳三率いる旧幕府軍により城は炎上し、現在は唯一当時のまま現存する本丸御門や城の防備目的で築かれた寺町など、近世城下町の跡が見られる。松前公園内には、交易によって繁栄した当時を伝える郷土資料館もある。
住所:北海道松前郡松前町松城144
アクセス:JR江差線・津軽海峡線木古内駅より函館バス松城行1時間30分、松城より徒歩5分
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北海道松前町
https://www.e-matsumae.com/
大沼国定公園
大沼国定公園内の湖の中でも最も大きな大沼は、駒ヶ岳の噴火によって生じた泥流が山麓の渓流を塞ぎ止めてできた周囲約 24km、水深約13.6mの湖。この大沼には大小あわせて126の島があり、その小島を18の橋で結んだ散策路が設けられている。箱庭のように点在する島々を、後楽橋、公魚橋、浮島橋、日の出橋などのアーチ橋でめぐる散策路がオススメ。レンタサイクルで回ると良い。
住所:北海道亀田郡七飯町
アクセス:JR函館本線大沼公園駅より徒歩5分
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大沼観光協会 https://www.onumakouen.com/